「家づくりは窓が大事」

近年の「窓」は日差しや温度、空気の入れ替えなどを効率的に調節し、景色を楽しんだり、内装や外観への美しさも兼ね備え、私たちの暮らしに快適さと豊かさをもたらしてくれます。しかし、家を建てる過程において、「窓」への意識は未だ薄くなりがちです。家の断熱性や快適性を高め、エネルギー効率を向上させるためにも、「窓」はとても重要な要素となります。

家の中で最も熱の出入りが多い部分は「窓や扉」とされており、「開口部」と呼ばれています。冬場の暖房使用時には、家の中の暖かい空気の58%が「開口部」から逃げ、夏場には暑い空気の73%が「開口部」から入り込むと言われています。それにより「窓」は、家の中が寒い、暑い原因の大部分を占めていると言えます。

戦後、日本の家は木製の「戸や窓」が主流でした。これらは風が吹くとガタガタ音がなり、冬場には冷たい隙間風が入ってくるなど、使い勝手が悪いものでした。そして、高度経済成長と人口増加に伴い、1960年代後半には「アルミサッシ」が多く普及されましたが、当時意識されていなかった「断熱性能の低さ」という問題がありました。今でも50年以上前に建てられた家には、木製の「戸や窓」が残っています。この「窓」を「高性能窓」にすることで、私たちの暮らしにはたくさんの良い影響が訪れます。

「高性能窓」は断熱性能が高く、冬場の熱の逃げを抑え、夏場の熱の侵入も防ぐため、冷暖房費を削減し省エネ効果があります。また、南面に大きな「高性能窓」設置することで、自然光を取り込み室内を明るく照らし、日中は自然光のままで過ごすことができるため、光熱費削減にも繋がります。そして「高性能窓」は家の中の温度や湿度を安定させ、室内の快適性を向上させることで、冬場は朝から活動的な毎日を送ることができます。更に「高性能窓」には、「Low-Eガラス」という太陽光線の紫外線や赤外線を遮断する膜がコーティングされています。これによって、紫外線から肌や目を守り、室内の家具や内装材の劣化を防止することができます。このように「高性能窓」はエネルギー効率の向上や経済面、健康面を踏まえても、家づくりに欠かせないプロセスとして意識して行くことが大切だと私たちは考えます。高性能な「窓」を使って断熱性能をさらに高め、快適な暮らしを体感できる高性能住宅コンセプトハウスへのご来場は下記の方法でご予約ください。

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