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2023.12.14
- 快適
「冬の暮らし方」
寒さが一段と厳しくなり、冬の季節が訪れました。晴天と寒冷な日が交互に訪れ、乾燥した空気のために体調が崩しやすくなっています。また、インフルエンザも広がり始めています。これらの寒さや乾燥が引き起こす健康上の懸念に備え、快適な住環境を保つために、当社で建築したのお家にお住まいのオーナー様には、下記の対策をおすすめしています。
[みはりん坊W]
温湿計「みはりん坊W」の設定は「乾燥指数モード」にしてください。それによりモニターの最上段に絶対湿度が表示されるようになります。 絶対湿度とは人間の快適度を示す指標で、相対湿度とはカビやダニの増殖度を示す指標です。 冬の寒い時期には、室内の温度が20~22℃、絶対湿度7g/㎥以上、相対湿度40%~60%の環境を目安としてください。40%以下になると、下がるにつれてウィルスやバクテリアの生存率が高くなり、60%以上になるとカビやダニの増殖率、ウィルスやバクテリアの生存率が高くなります。
設定:乾燥指数モード
湿度目安:絶対湿度(モニター最上段)
乾燥指数:7g/㎥以上(冬季)
相対湿度:40%~60%(目安)
[エアコン]
冬の寒い時期には、居室の温度20~22℃がお勧めです。
冬エアコン一台で室内を均一な暖気配分にするには時間がかかるため、1階床下エアコンの設定温度を24℃以上に設定することを推奨します。それでも寒いと感じた場合は設定温度を上げたり、2Fのエアコンをご活用ください。また、エアコンのONとOFFを頻繁に切り替えると、快適な環境を保つためにエアコンが高負荷で運転することが増えます。基本的に長期以外の外出時には連続運転を推奨します。
他の暖房機器に比べ、エアコンを使用した暖房運転が最もエネルギー効率が高く、灯油やガスを使用するヒーターは、熱と一緒に水分も放出するため、湿度が過度に上昇し、結露やカビ発生の原因となります。暖房運転にはエアコンの使用を推奨します。
[アウターシェードとハニカムスクリーン]
南面窓からの太陽の熱を室内へ取り込むため、寒い時期の晴れた日には、アウターシェードとハニカムスクリーンを開け、日が落ち、室温が徐々に低くなる夕方以降には、温度が下がる前にハニカムスクリーンを閉じてください。ハニカムスクリーンを閉じることで、日中に太陽の熱で蓄えられた室内の暖気が室外へ逃げにくくなります。
雪が降っている日や風の強い日は、損傷の原因となりますアウターシェードを開けてください。また、この時期には、網戸を外した方が、南面窓からの太陽の熱を室内へ取り込む量が増えるため、網戸を外すことを推奨します。
深夜の暖房運転時に室内のハニカムスクリーンを閉めると、窓面で結露することがありますので、就寝前にはハニカムスクリーンの下部を3~5㎝開けることを推奨します。
高性能住宅の特長を活かすことで、より快適な暮らしを楽しむ余裕が生まれます。冬の乾燥が激しいこの時節、快適な室温と湿度を保ち、身体も心もゆったりと過ごしてください。
快適な環境を体感できるコンセプトハウスへのご来場は下記の方法でご予約ください。
[ウェブでのご予約]
下記のボタンから予約フォームにて必要事項をご入力の上、送信ください。
[電話からのご予約]
“0776-35-7700”へご連絡いただき、自動音声ガイダンスに従ってプッシュください。