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2023.11.30

  • 快適

「相対湿度と絶対湿度」

快適な室内環境を保つには、適切な湿度管理が不可欠となります。間違った湿度管理は、室内にて蒸し暑さや乾燥を感じることになりますが、それ以外にもウィルスやバクテリアの増加、結露によるカビやダニの発生など、目に見えないリスクを引き起こす原因にもなります。湿度とは、空気中に含まれる水蒸気の量を表す指標ですが、湿度にも「相対湿度」と「絶対湿度」の二つの種類があります。

 

空気中に含まれる水蒸気の量には限度があり、温度によって異なります。その限度量は低温であるほど小さく、高温であるほど大きくなります。ある温度の際に空気中に含むことができる最大限の水蒸気の量に対して、空気中にどの程度の水蒸気の量があるのかを示した割合を%で表した指標を「相対湿度」と言います。私たちが日常的によく使う湿度のことです。

 

よって、「相対湿度」とは、水蒸気の量が一定でも室温が高くなるにつれて数値(%)が下がります。これは単に室温の低下によるもので、実際の水蒸気の量は変わっていない場合もあります。しかし、この変化により、乾燥していると誤解して、不必要な加湿をすることで、結露を引き起こし、問題を生じさせる可能性があります。それを防ぐためには、「相対湿度」だけではなく、「絶対湿度」での管理も併せて行うことが効果的となります。

 

「絶対湿度」とは、空気中に含まれる水蒸気自体の量をg/㎥で表した指標です。縦横高さ1mの空間に含まれる水蒸気の重さが何gかを示した値です。つまり、「相対湿度」よりも「絶対湿度」の方が、温度に左右されずに、実際の水蒸気の量を測定できるので、「絶対湿度」にて室内の湿度調整の管理をすることを推奨しています。ただし、湿度調整を可能にするためには、断熱性能や気密性能の向上をした高性能住宅であることが前提となります。

 

当社では、お引き渡しをする際にオーナー様にこれらの湿度を正確に測定できる温湿計をプレゼントしています。夏の暑い時期には、絶対湿度が16g/㎥以下、冬の寒い時期には、絶対湿度7g/㎥以上を目安に室内の湿度調整をしてもらうことを推奨しています。湿度管理が可能なコンセプトハウスへのご来場は下記の方法でご予約ください。

 

湿度管理が可能なコンセプトハウスへのご来場は下記の方法でご予約ください。

 

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