「夏の暑さ対策」

夏は体に熱がこもり汗ばみます。一番簡単にできる対策は、窓を開けて風を通すことです。微風と呼ばれる風速0.3m/s程度の風だと体感温度で約1℃下がります。風速1.0~1.5m/sのそよ風程度の風だとさらに1℃下がります。ただ、外気温が30℃を超える時期に窓を開けると、逆に暑い空気を取り込んでしまい室温を上げてしまいます。さらに窓を開けると大量の水分を室内に引き込んでしまい、溜まった水分を除去するのにエアコンをフル稼働させることになり光熱費も上がります。さらに窓を開けることで花粉やPM2.5、ウイルス、車の排気ガス、害虫が室内に侵入します。ちなみに2021年7月、8月の福井の気温、湿度を調べたところ、ほとんどの日が気温30℃、早退湿度70%に近くといった状況で、年々どちらも上昇傾向となります。つまり窓を開けた通風による対策には限界があります。

窓を開けない手軽な対策として衣服の工夫があります。上下スーツの場合と、半袖シャツにショートパンツの場合を比べると体感温度で2℃も違います。また「ひんやりグッズ」の利用や水風呂なども一般的な暑さ対策です。これらの工夫は一定の効果がありますが、根本的に夏の不快さを取り除くには室内の環境を変えるしかありません。断熱性能を高め、設計時の間取りや窓計画、暮らしてからのアウタシェードによって日射遮熱をしっかり行うことです。換気は24時間換気システムに任せて、これらの対策をしっかり行い、さらに衣服やその他の工夫することで、夏も快適な暮らしを送ることができます。夏の暑さ対策を実現する高性能住宅コンセプトハウスへのご来場は下記の方法でご予約ください。

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